バカでも医学部に現役合格する方法

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昔ある高校生が、「私は本当は医学部に行きたいけれど、頭が悪くて勉強ができないから、現役は他の学部を目指す。それでダメだったら次の年は医学部を目指す。」と言っていました。

彼女はその時二年生だったので、僕は、今からでも医学部は全然間に合うから本当に行きたいなら現役で受かるように努力した方がいい、と言ったのですが、彼女は結局医学部以外の大学に入学しました。

しかし、僕は今でも彼女ならば現役で医学部に合格できたと信じています。なぜなら、僕自身が同じく高校二年生の時に同じことを思い、それでも医学部を目指して、最終的に現役で合格することができたからです。

今回は、僕のようなバカでも現役で医学部に合格する方法を皆さんにお伝えしようと思います。

 

 

僕の話

興味のない方は飛ばして下さい。僕の受験時代の話をしようと思います。

 

僕は、中学生の時はサッカー部に費やしました。部員は皆小学生の頃からサッカーをしてきた人ばかりだったので、中学から始めた僕はなかなか試合に出られませんでした。皆に追いつこうと練習に明け暮れ、中学の最後の方でなんとか出られるようになりました。

 

試合に出られて、サッカーがやっと楽しくなってきたので、高校でも同じくサッカー部に入りました。高校二年生の夏休みまでは部活を続け、勉強はテスト前に少しするだけで底辺をさまよっていました。

 

だんだんと周りが受験モードになっていったので、僕も将来のことを考え始めました。受験のために部活を辞めるというと、同級生に今から始めても遅いとバカにされ、それが悔しくてこいつらよりも絶対にいいところに行ってやろうと思いました。

 

それからは、どうやったら彼らを追い越せるかを考えながらがむしゃらに勉強しました。最初は全く成績が上がりませんでしたが、高三の夏から一気に成績が上がり始め、なんとか医学部に合格することができました。

 

 

馬鹿でも医学部に受かる方法

頭の良さは変わらない

人は皆平等に生まれてくるわけではありません。生まれつき顔がいい人がいるように、生まれつき頭がいい人もいます。

 

高校の時、僕より部活で時間を取られていて、勉強する時間はほとんど無いはずなのに学校でトップの成績をとる天才がいました。

 

しかし、彼と僕は同じくらいのレベルの大学に合格しました。それは、僕が頭の良さで負けている分、他の部分で補おうと努力したからです。

 

他の部分とは、勉強量効率です。

 

 

勉強量を上げる

勉強する目的を明確にする

これが一番大事です。

 

人より勉強量を増やすには、人よりも体力がいります。

 

体力の源は目標や志といったものです。

 

正直、僕が医学部を目指した理由の一つは、他の人よりも良い大学に入りたかったからです。目的が明確だったからこそ、負けたく無いという気持ちが強かったからこそ、ずっと机に座って参考書と向き合うことができました。

 

医学部に入りたい理由が例えば、周りが医学部を目指しているからだとか、親に言われたからだとしたら、勉強にも身が入らないはずです。なぜなら、自分のための目標では無いからです。

 

志を立てるポイントは、自分中心で考えることです。

 

 

勉強せざるを得ない状況に追い込む

僕は、部活をやめて医学部に行こうと決めた後、皆に医学部を目指すと言って回りました。周りは冗談だと思って笑いましたが、僕の中では宣言したからには落ちたらさらに笑われるんだというプレッシャーが生まれ、気が緩みそうになっても、落ちて笑われる未来を想像すると気を引き締め直すことができました。

 

さらに、できるだけ勉強ばかりしている人とつるむようにしました。同じく成績が悪かった友達は、授業が終わるとすぐに遊ぼうとして、僕が勉強しようとすると邪魔をしてくることがありました。周りに流されて自分も遊んでしまうのを避けるために、休憩時間も勉強している人と友達になり、僕も空いた時間は勉強で埋めるようにしました。

 

 

勉強時間の記録をつける

人は目に見える成長がないと、やる気を失います。成績は上がるのに時間がかかるため、まず僕は勉強時間の記録を毎日つけるようにしました。

 

すると、日々自分が成長していることがわかるため、頑張ることができます。

 

日々の達成度を数字で追う、というのは仕事を始めても役に立つスキルです。

 

毎日、今日は何が悪かったのか反省し、次の日に活かすことで、連続的に成長することができるのです。

 

 

効率を上げる

勉強のサイクルを作る

人の集中力は永遠には持ちません。集中力が持続するのは約90分言われています。

 

90分を超えて机に向かっていると、だんだんとボーッとしてきて頭に入らなくなります。

 

90分机から離れずに勉強して、15分休む。このサイクルを徹底的に繰り返してください。

 

 

場所を変えて勉強する

ずっと同じ場所で勉強していると、息が詰まってしまいます。

 

自分の部屋から出て、リビングでもいいですし、カフェでも学校の図書館でも構いません。とにかく集中力が切れたと思ったら、どんどん場所を変えてリフレッシュしてください。

 

僕は、自分の部屋が一番集中できませんでした。なぜなら、ずっと自分の部屋は遊ぶ場所であったため、勉強よりも遊びたい気持ちの方が強くなってしまうのです。だから、図書館や塾の自習室、マクドナルド等を駆使して、集中力を保ち続けました。

 

 

得意な教科だけに絞る

現在底辺にいて時間がない人向けですが、伸ばす科目は絞ってください。

 

特に得意な科目だけに絞ってまず伸ばしてください。全部の科目を伸ばそうと思うと、虻蜂取らずな上に、なかなか成績が伸びなくてやる気がなくなってしまいます。

 

僕の場合は、数学と物理だけに絞って初めは勉強し続けました。大学に受かったのも、この二つの成績が良かったからです。

 

記憶力は無いため、社会をなんとか伸ばそうと人より勉強した時期はあったのですが、平均点付近までしか到達しませんでした。

 

勉強時間に対する点数の伸びを意識して、戦略的に受験戦争を戦ってください。

 

 

最後に

ここまで僕流の勉強法を書きました。

 

本でもネットでも勉強の仕方を指南するものはたくさんあります。勉強の仕方は千差万別、人それぞれ向く向かないはあるでしょう。ただし、熱意がある人が勝つのは絶対の真理だと僕は信じています。

 

僕流勉強法を是非参考にして欲しいですが、受験生の皆さんは何よりもまず、なぜ勉強をするのか明確にして、勉強に励んでください。

 

 

 

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