「医学部の夏休みって他の大学より短いの?」
「医学部生は夏休みに何をするの?」
などの疑問にお答えするために、今回は医学部の夏休みの実態についてご紹介します。
医学部の夏休みはどれくらい?
医学部の夏休みの期間は、他の大学より短く、学年をあがるごとにさらに短くなっていきます。
大学によって異なりますが、学年別に見ると
- 一年生…7月の最終週〜9月の初週
- 二年生〜四年生…7月の最終週〜8月の最終週
- 五年生…1年のうちどこか1ヶ月を取る
- 六年生…夏休みなし
となっています。
二年生は基礎医学に入り、夏休み明けに大きなテストがたくさんあるため、休みの最後の週はほぼ勉強漬けになります。
五年生は、休みたい月を決めてその月だけ一ヶ月間の休暇が与えられます。しかし、その一ヶ月の間に将来務める病院の見学に行かなければなりません。
六年生は、実習に加えて、卒業試験や国家試験の勉強で休みはありません。6年間で一番忙しい学年です。
上記のように、医学部の夏休みは学年を登るごとに短くなっていくので、先輩が最初のうちに遊んでおけと言う意味がわかりますね。
ちなみに、他の学部では、8月と9月がまるまる休みで二ヶ月間ある所が多く、羨ましさの極みです。
医学生は夏休みで何をする?
医学生の夏休みは勉強漬け、というイメージがある人もいそうですが、決してそんなことはありません。
五年生や六年生ならともかく、一年生や二年生は夏休み明けにテストがあるもののまだ余裕があります。
では、皆何をしているかというと
①部活
部活に捧げる人が一番多いと思います。
医学部の部活は活発で、夏休みには東医体、西医体という全国の医学部の部活が対抗する大きな大会があります。8月上旬から中旬にかけて開催されるこの大会で勝つために全国の医学生は練習に励むのです。
②帰省
地方から都市部の大学に来ている人は、だいたい帰省しています。
帰省して、地元の友人と遊ぶことが多いです。
③旅行
医者になってからは忙しくてまとまった休みがとれないため、学生のうちに海外旅行等の長期旅行に行く人もたくさんいます。
僕も、若いうちに旅行に行くことをお勧めします。五年生以降になると、他の学部の同級生は就職で忙しくて会えませんし、同学部でも休みがなかなか合いません。旅行できるのは、四年生までだと思ってください。
まとめ…医学部の夏休みは短い!早めに遊んでおこう!
医学部生の夏休みについて紹介しましたが、いかがでしたか。
他の学部より短い夏休みを満喫するために、勉強に費やすのではなくできるだけ遊んでいくと後で後悔せずに済むでしょう。
上記の過ごし方を参考にして、充実した夏休みを送ってください!