医学部の勉強会の重要性

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医学部では人間関係が重要だとよく言われます。その理由は、医学部が村社会であることや、過去問がまわってくることなどがありますが、勉強会に招待してもらえるから、というのも一つの理由です。

今回は医学部の勉強会の重要性について考察していきます。

 

 

医学部の勉強会の雰囲気

医学部での勉強会には、さまざまなレベルがあります。

真面目な学生たちの中には、授業後の空いた時間で、授業の復習をしたり、授業では触れられなかったアドバンスドな内容について議論したりする人たちもいます。学校公認のサークルや部活として活動している勉強会もあります。

このタイプの勉強会は、会が進むごとにメンバーの知識がどんどん増えていって、新参者が途中からは入りづらくなってしまうことあります。

また、勉強内容が偏りすぎて臨床の場で必要のない個人の趣味レベルに迷走してしまい、メンバーが減って着ていく会もたまにあります。

 

一方、医学部勉強会のパターンで一番多いのは、テスト前に仲のいい数人で集まってやる勉強会です。お互いにわからないところを質問し合い、前日は徹夜して寝てしまわないように励ましあいながら勉強することもあります。

 

 

医学部の勉強会は必須?

勉強会をすれば勉強がはかどることは間違いありません。

医学部の暗記量は膨大ですので、人に教えられ、そして教えることでどんどん知識として定着させることができるのです。また、勉強が辛い時に励ましてくれる仲間の存在は心強いでしょう。

 

しかし、必須ではありません。

勉強会がなくともテストに受かることはできます。印象としては、テスト前に勉強会を開いているのは全体の2割くらいだと思います。あとは個人でコツコツ独学です。

僕も勉強会に参加したことはあるのですが、僕も含めてみんなふざけた人間ばかりだったので、途中から勉強せずにおしゃべりばかりになってしまうことが多かったです。勉強会をする時は、一人は真面目な人間を入れるのが、厳正に会を開くコツです。

 

ただし、CBTや国試などの大型のテストの前は勉強会をしないまでも、時折人と進捗を確認しあった方がいいです。特に国試は量が多いので、一人でシコシコ勉強しているとやる気がなくなってしまいますし、間違った勉強の仕方をしてしまってりう危険性があります。

 

 

まとめ

医学部の勉強会は必須ではありませんが、開いた方が知識の定着は良いです。

勉強会を開くコツは、必ず一人勉強好きの真面目な学生を加えることです。

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