医学部の最初の1年間は教養課程では、第二外国語を選択することになります。中国語、スペイン語、ドイツ語、フランス語…
いろいろあってどれを選ぶか迷いますが、医学といえばドイツ語というイメージがあってので、僕はドイツ語を選択しました。実際にドイツ語を選んでみて勉強に役だったか、どの言語が一番おすすめかについて書いていきます。
医学部生はドイツ語を選択すべき?
そもそも医学といえばドイツ語、というイメージがあるのはなぜかというと、第二次世界大戦までの医学の最先端はドイツにあったからです。
昔は、医師が自分の教養をアピールするためにドイツ語でカルテを書くこともあったようですが、現在はほとんど日本語です。たまに英語が混ざる程度です。
医師になった際に、必要となってくる日本語以外の言語は英語です。
最新の論文はほとんど英語ですし、学会によっては全員日本人でも英語で発表を強いられるところもあるようです。
確かに、ドイツ語由来の病名もあることにはあります。しかし、たった一年間ドイツ語をなぞった程度では、ドイツ語由来の名前に出くわしても気づかずにスルーです。
結論として、第二外国語にドイツ語を選択したところで、後に医学の勉強が楽になることは全く無いです。
第二外国語は何にするべき?
第二外国語の選び方としては、先輩の話を聞いて授業やテストが楽なものを取るべきだと思います。
将来どうしても行きたい国や、極めたい言語があるならば別ですが、基本的に教養課程で一年間触る程度では、簡単な自己紹介くらいしかできません。
教養課程は唯一遊べる学年ですので、第二外国語に興味が無いのであれば、一番ゆるい言語を取って余った時間で自由に過ごすのが一番です。
まとめ
第二外国語にドイツ語をとったところで、医学の勉強に役立つわけではありません。
将来グローバルな医師を目指したいのであれば、英語を鍛えてください。