医学部受験生や新入生にとって不安なのが、学部の雰囲気。
医学部は他の学部と比べると特殊な環境です。6年間100人がほぼ同じメンバーのまま過ごします。中には、医学部を目指し続けた多浪生、一度大学を卒業してから医学部を受け直した再受験生などもいて多種多様です。
さて、そんな医学部内はどんな雰囲気が漂っているのでしょうか。
医学部の雰囲気
①閉鎖的
6年間ほぼ同じメンバーで過ごし、他学部との交流もないのでかなり閉鎖的です。噂はすぐに広がります。特に恋愛関係の噂がみんな大好きです。
よく言われるように、まるで中学や高校の延長です。
中高との違いは、皆大人になって頭もいいので、クラスの雰囲気は落ち着いています。もちろん騒がしい人もいますが、授業中は静かです。
目につくようないじめはありません。医学部はお医者さんになるだけあって弱い人に優しいので、いじめが起こったとしてもいじめる側が嫌われます。
ヒエラルキーもありません。再受験生は年齢が高く、飲み会を企画するなどリーダー的存在になりやすいですが、その人中心にみんなへりくだる、といったことはありません。それぞれが小さな仲良しグループを作って楽しく過ごします。
②勉強することが普通
授業中も授業後も勉強に費やす、いわゆるガリ勉が中高時代や他の学部よりも多いイメージです。
受験で膨大な勉強量をこなしてきただけあって、勉強をすることが苦ではない、むしろ好きな人はた多いです。
テストの一週間前は図書館で勉強する人がたくさん出ます。
国立と私立の違い
私立は国立よりも学費がかかるので、お金持ちのおぼっちゃまが多いです。
おぼっちゃまの中には、常識はずれの問題児もいますがほんの一部です。基本的には頭がいいので、超えてはいけないラインをわかっています。
一般的な家庭も多く、親の収入で差別されることは無いです。
まとめ
医学部は閉鎖的ですが、仲のいい友達が一人でもできれば決して過ごしにくいわけではありません。勉強することが普通なので、部活やサークルに入らずに勉強に捧げる人も珍しくないです。
ただ、自分とは性質の違う人と交流を持たないと視野が狭くなってしまうので、サークルに入ったりバイトをするなどして、他学部の人と交流を持つのはより良い医師になるためには必要なことだと僕は思います。