医学部の平均浪人年数ってどれくらい?

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医学部は、他の学部と比べても浪人生の割合は多いと思います。浪人を重ねて学費がかさんでも目指すだけの価値があるということです。

しかし、浪人生にとって不安なのは、現実的に医学部に浪人生はどのくらいの割合でいるのか、そして最高何浪までいるのか、ということです。

入った後に、年の差で馴染めないのではいか、多浪でも受かる人はいるのか、といった不安があるのだと思われます。そういった不安を解消するために、医学部内の現状をお伝えします。

 

私の大学では、現役と浪人生の割合はだいたい半々です。一番多浪で三浪です。また、浪人ではないですが、一度他大の医学部以外を卒業してからうちの大学に入り直した人もいて、現役生徒はかなり年は離れているものの、自然に馴染めているため年の差で溶け込めないということは無いでしょう。

 

次に、他大学も含めたデータを探してみると、ここに2016年度の現浪比ランキングが一部乗っていました。大学によって大きくばらつきがあることがわかります。

例えば、慶応義塾大学は現役生が60%以上で一浪が約30%と二浪以上が極端に少ないのに比べて、金沢医科大学では現役生が10%未満で一浪と二浪以上がそれぞれ40%もいます。

 

全体として割合はどうなのかというと、平成26年度の文部科学省「学校基本調査(高等教育機関編)」によれば、その年の医学部の入学者数のうち現役が52.9%、一浪が27.1%、二浪が9.6%、三浪が3.7%、四浪が6.3%でした。

 

 

以上から言えるのが、現役と浪人生の割合は平均して半々、割合としては少ないけれども、三浪四浪も一割程度はいるということです。

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