勉強をしたい気持ちはあるのになかなか机に向かえない…
ちょっとだけ休もうと思ったのに気がついたら何時間も遊んでた…
勉強の計画を細かく立てたのに時間通り進まなくて萎えた…
これらは全部受験時代の僕の悩みでした。勉強と休憩の切り替えが下手だったので、勉強する時間以上に休憩していて、一日の密度がペラペラの薄さでした。
そこで試行錯誤して生み出した僕なりのスイッチ切り替え方法をご紹介します。
勉強と休憩の切り替えを早くする方法
勉強部屋と休憩部屋を分ける
実家暮らしの人は、自室を勉強部屋にしている人が多いかと思います。しかし、自分の部屋というのはふかふかのベットがあったり、大好きな漫画があったりと誘惑にあふれています。
誘惑が近くにあると、勉強している時もずっと遊びたい気持ちと闘い続けなければなりません。水が上から下に流れていくように、人間もきつい方から楽な方へと流されていくものなので、どれだけ意志が強い人でも遊んでしまうのは仕方がないことなのです。
ですから、勉強部屋は自分の部屋以外にしてください。父親の部屋でもいいですし、リビングでも構いません。
自室からベッドや漫画を出せばいいじゃないか!と思うかもしれませんが、あなたの部屋は遊ぶ場所だという観念が長年頭の中に刻まれてきているので、オススメはしません。
できるだけ、自室以外を勉強部屋にしてください。
疲れた時は場所を変える
自宅でずっと勉強をしていると、煮詰まってきて効率が落ちる時があります。そんな時は、いったん外に出て他の勉強場所を探してください。
場所を変える際は、他にも作業をしている人がいるカフェや自習室を探してください。他の人も集中している環境だと、自分も触発されて勉強にすぐに向き合うことができます。だらだらとスマホを見たり、漫画を読んだりすることには罪悪感を覚えるのでやりにくくなります。
一問だけ解いてやめる
勉強場所を変えても勉強をやる気にならない時は、一問だけ解いて止めてみてください。
参考書を何十ページも解こうとするからやる気がなくなるのであって、問題一問だけ解く、暗記であれば一単語だけ覚えるのであれば心理的ハードルは低いのでなんとかこなせるはずです。
もし、一問だけ解いてそれ以上進めなくなったらまた休んでも構いません。休んだらまた一問解く、これを繰り返していれば、だんだんと休む時間が短くなっていくはずです。
目の前にそびえ立つ山を一気に駆け上がろうとするのではなく、足元の階段を一歩ずつ踏み重ねていくのが大事なのです。
やりたいことをやる
今までの三つの方法を試してもまだ勉強に取りかかれない場合は、今自分がやりたいと思うことをしてください。
その際に、少しでも勉強に繋がることをしてください。
例えば、歴史の漫画を読むのでも構いませんし、数学の勉強法についてネットで調べるといったことでも構いません。勉強を意識し続けていると、どこかで机に向かいたくなる瞬間が来るはずです。
勉強とまったく関係のないテレビやゲームに足を踏み入れてしまうと、集中力が娯楽に持って行かれいつの間にか恐ろしいほどの時間が経ってしまうのです。
まとめ
- 勉強部屋と休憩部屋を分ける
- 疲れた時は場所を変える
- 一問だけ解いてやめる
- やりたいことをやる
この四つを意識して、気軽な気持ちで勉強に取り組んでください。人はすぐには変われ無いので、最初はなかなか変化を実感できないでしょうが、自分を責めずにちょっとずつスイッチを切り替えていってください。